自民党の中にも今のままではいけないと思い行動していた国会議員がいました。しかしながら、長年の政官業の癒着構造は自民党の一部の議員が行動を起こしたからといって変わるようなものではありません。それは、政治家が選挙基盤を強くするため、官僚が天下り先を確保するため、業界が利益配分を受けるために作られた補助金配分システムが存在するからです。これによって自分たちの利権構造を守り続けてきたために、改革が出来ない仕組みになっていました。この利権構造を断ち切り、本当に必要なところ、必要としている方々への予算配分は、民主党のような、しがらみのない政党が政権を担当することでしか実現することができません。私は、本来、公共事業に無駄はないと考えております。しかし現状は、利権構造を守るための無駄と思われる事業がたくさんあります。こうしたシステムを変えるためには、天下りを廃止し、無駄遣いを一掃しなければなりません。
私は現在の日本の状況と江戸時代末期の日本の状況が極めて似ていると感じています。幕末においても、武士が自分達の仕事を確保するために形式や儀礼にこだわり、農民や商工業者から税金を搾り取っていました。また、藩の財政も借金まみれで、何百年かかっても返済できないくらいの借金を抱えている藩がありました。そうした中で改革派と呼ばれる藩主や人物が活躍し、明治維新が起きました。明治政府は、廃藩置県、秩禄処分、地租改正、条約改正や教育制度の確立等々の大胆な政策転換によって、封建体制と鎖国体制を行っていた日本の国を近代国家へと導いていきました。私は、今回の政権交代を一種の無血革命だと思っています。国民の一票によって一党独裁体制を執っていた政党が倒れたからです。それだけの力を頂いたわけですから、地域主権確立のために補助金を廃止し、一括交付金制度の確立、基礎年金の全額税方式の採用、子ども手当ての創設など、時代にあった新しい政策を実行していかなければならないと考えています。
私が政治家を志したのは、疲弊していく自分の故郷を元気にしたいという思いからでした。かつての自民党は、田舎やお年寄りにやさしい政治を行ってきました。しかし小泉政権以降、地域の切り捨てが進みました。確かにこれ以上、公共事業を増やしたり、地方への税金の配分を多くしたりというのは厳しい財政状況を考えると厳しいのが現実です。そこで必要なのが、地域が主体的に自分達の街づくりができるようなシステムにする為には、煩雑な補助金行政を改めて地方分権を進め、地域が自由に使えるお金を増やしていく必要があります。創意と工夫によって、地域が元気になる政治に転換すべきであると考えます。
改革を継続し、成し遂げるためのご支援ご声援を引きつづき頂戴できますよう、心からお願い申し上げます。